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Q&A

治療についてのQ&A

はりは痛くないですか?

当院では、おもに森本式ていしんやローラー鍼、円鍼といった刺せないはりを使って治療しています。ですから、はりを刺入するときの痛みというのは、感じません。また刺入しないため、肝炎やエイズといった血液を介して感染する疾患の心配もありません。はりについて詳しく知りたい方は、「治療器具の説明」をお読みください。

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どうして刺さなくても効果がありますか?

まず知っていただきたいのは、鍼は氣の流れを調える道具です。決して身体に刺しているから効果があるのではありません。これの詳しい説明は、「治療器具の説明の森本式ていしん」をご覧ください。
それでは、どうして刺さなくても効果があるかですが、人間の身体には経絡という氣の流れる道がたくさんあります。この流れる道は、体内にも巡っていますが、皮膚表面にも流れていて、所々にツボといわれる氣が出入りする場所があります。
当院で用いているていしんは、皮膚表面を流れている経絡上にあるツボにたいして治療を行っています。そして経絡を介して全身に治療効果を及ぼしているために刺さなくても効果があるのです。

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お灸は熱くないですか?

当院では、おもに知熱灸という温かさを感じたら、取り除いてしまう灸をしています。6〜7割ぐらい燃えて温かさを感じるぐらいまでしたら、取り除いてしまうため、やけどの痕がつきません。知熱灸について詳しく知りたい方は、「治療器具の説明の知熱灸」をお読みください。

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どうして温かいだけで痕がつかないお灸(知熱灸)で効果がありますか?

お灸は、痕がつかなければ効果がないということはありません。痕をつけることによって、免疫反応を高めて効果を出すという面はありますが、痕をつけなくても温熱効果によって気血の流れを改善させることができます。 当院では、滞った気血の流れを改善させるという目的で知熱灸を用いています。
詳しくは「治療器具の説明の知熱灸」をご覧ください。

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鍼灸治療はどんな病気に効果がありますか?

鍼灸治療によく来られる疾患は、腰痛や膝痛、肩こり、頸肩部の痛みなど整形外科的な疾患が多いですが、漢方医学は、現代医学とは、また違った心身の考え方があり、その考え方に沿ってカゼや内臓疾患などの内科系疾患、眼科、耳鼻科、婦人科などさまざまな疾患に対応することができます。
ただし、病院で治療される方がよい疾患、また術者の勉強不足により対応できない疾患もあります。その場合は、病院にかかることを勧める場合もあります。

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痛むところを直接治療しないのはどうしてですか?

疾患によっては痛む場所に原因があるのではなく、別のところが原因となって引き起こされているものがあります。その場合は、痛む部位に直接施術しても、あまり治療効果が得られませんので、原因となっている部位に施術をして痛む部位に施術しないことがあります。
当院で、直接痛む部位を施術しないことが多いのは膝痛ですが、膝痛でも、膝に痛みの原因がある場合は、膝に直接施術をしていきます。それ以外の場合は、腰に原因があることが多いので、腰の治療を重点的に行います。

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治療時間はどのくらいかかりますか?

約1時間です。前半の診察と治療に15分ぐらい。15分ぐらい休んでいただき、後半の治療に15分〜20分ぐらいかかります。休んでいただく時間は、こちらの判断で長く取る場合もあります。

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治療期間はどのくらいかかりますか?

治療期間は、患者様の身体の状態、病の程度によって異なります。一般的に、発症して日が浅いものは、短期間で治癒する可能性が高いですが、慢性的な傾向に移行したものは、治癒にも時間がかかります。 治療の回数は、症状の程度がひどい場合は週に2〜3回ぐらい、症状が軽減し安定してきたら週に1回ぐらいのペースで通っていただく場合が多いです。
また、健康管理の場合は、2週間に1回、1ヶ月に1回というペースで、来られる方もいます。

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治療料金はどのくらいかかりますか?

通常、初診料は500円、中学生以上の施術料は2500円、小児はりの場合は500円です。
健康保険を適用される場合は、この料金は当てはまりません。詳しくは、「料金」をご覧ください。

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健康保険は使えますか?

使えます。
ただし、基本的に痛みがある疾患のみです。詳しくは「料金の保険取り扱いについて」をご覧ください。

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子供に治療を受けさせてもいいですか?

はい、大丈夫です。当院では、0歳児から中学生未満の患者様には小児はりをしています。小児はりも大人同様、形状は違いますが刺さない鍼「小里式ていしん」で治療していますので、痛みを感じることはありません。詳しくは「治療についての小児の治療」をご覧ください。

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子供にはどんな治療をしますか?

0歳から中学生未満の患者様には基本的には、小児はりをしていきます。病状によっては成人と同様の治療をしていく場合もあります。
小児はりとは、形状は違いますが、成人同様に刺さない鍼「小里式ていしん」で手足、体幹部を軽くポンポンとリズムよく鍼を当ててなでさすり、最後にまた手足に経絡を調える鍼をする治療です。
小児はりの詳しい説明は「治療についての小児の治療」をご覧ください。

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子供の治療はどのくらい時間がかかりますか?

だいたい10〜15分くらいで終わります。短時間で終わるため、施術時間内でしたら予約がなくてもお受けしています。
小児はりについて詳しく知りたい方は「治療についての小児の治療」をご覧ください

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治療後についてのQ&A

治療した日はお風呂に入ってもいいですか?

治療後、2〜3時間ぐらいしてからでしたら、通常どおり入浴していただいても大丈夫です。
治療後しばらく時間をあけるのは、治療後も気がめぐり身体を少しずつ改善させています。その働きを阻害しないため、気の働きが少し落ち着いてから入浴していただくようお願いしています。

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治療後は運動をしてもいいですか?

治療直後の激しい運動、例えばジョギングや水泳、野球などのスポーツは控えてください。これは治療後も気はめぐり、身体を少しずつ改善させています。その働きを阻害しないためにお願いしています。
息が上がらない程度の運動、例えば軽いウォーキングや体操でしたら、気の巡りをさらに促進させますので、治療後でも大丈夫です。

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治療後に身体がだるくなりました。

病の状態によっては、瞑眩(めんげん)といって、治療を受けた後、一時的に身体がだるく眠くなったり、痛みを感じたりと症状が悪化したように感じる状態になることがあります。これは、今まで気が十分に動いていなかったところが、治療を受けて動き始めるために起こります。治癒過程の一時的な現象ですので、もしこのような症状が出たら、少しの時間、横になって休んでください。
もし、それでも楽にならない、より症状が悪化する場合は、再度来院してください

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