6月30
2017年4月、滋賀漢方鍼医会でパネラーの1人として表題のパネルディスカッション「邪正論による治療」を発表しました。
そのときの発表を滋賀漢方鍼医会サイトで公開しています。
現在、治療は書籍「刺さないハリていしん入門」を書いたときからずいぶん変化しています。今年4月時点での治療の仕方を発表しています。まだまだ検討すべき所は多く発展段階ですのでこれからも変わっていくと思います。現に証を求めるのに脈の診方を少し変えました。ある程度、納得いくような形になれば少しずつ発表できればいいなと考えています。
よろしければご覧ください。
10月20
ほとんどの人の気海穴は滞っているように感じる。
この気海穴が流れると全身の経絡の流れが改善する。
気海穴は脖胦、肓の原、『霊枢』九針十二原(01)篇
12月10
治療をしていると患者さんの体から様々な邪気が出てくるのを感じることがある。
黒い煙のようなものだったり、ネバネバした色の汚いものなど、治療をして気が巡ると体外に出てくる。
湿邪が関わっているものは、ネバネバして黄土色っぽい、動きが遅い、これがあるとなかなか気が巡らない。
寒邪が関わっていると青い冷気、ちょうどクーラーの風のように感じる。動きを見ているとおもしろい、入ってきたところから出て行くようで、足底から出たり、肩の辺りから出たりする。胃腸が冷えていると腹から出る。
熱邪が関わっていると赤く感じる。痛みがひどいと静電気のようにビリビリ感じたり、稲妻のように電気が放出される感じがある。
黒い煙のようなものは、気が停滞しているところからでる。ほこりっぽい感じがする。また黒くても粘性があり重い感じのものは悪血と関わりがあるように感じる。