しもやけ・あかぎれの治療
2月9
毎年冬になるとしもやけに悩む患者さんがいます。
私もしもやけではないですが、毎冬右拇指のあかぎれが起こります
冷えて肩がこる作業、例えば編み物などをすると起こりやすいようです。
去年から置き薬の中に湿潤性の絆創膏を入れてもらっています。あかぎれの部分にこれを貼ると傷がきれいに早く治るので、今年も貼っていました。
しかし、今年は2回貼り直しても、傷の治りが遅くまたすぐに裂けてきます。
なぜだろうと思って右拇指の指尖穴を確認すると気の流れが滞っていました。だから、なかなか治らなかったのかと理解しました。
治療は指尖穴に数回、瀉法鍼を施し、気が流れるようにしました。気が流れると痛みが減ります。その後は裂けることなく現在もきれいになっています。
しもやけも同様に指尖穴に瀉法鍼を施すと、すぐに手足がぽかぽかして気持ちがよいと言われます。継続する必要はありますが指尖穴への瀉法鍼はしもやけにも効果があります。