昨日は友人と一緒に、奈良県桜井市にある談山神社と安部文殊院に行って来ました。

行きは9時25分発の談山神社行きバスに乗りました。このバスは1時間ないし2時間に1本しかないので、到着後帰りのバスの時刻を確認してから神社に向かいました。

境内や本堂を巡り、最後に中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我氏を倒す計画を語り合ったという談山(かたらいやま)に登りました。案内では10分ほどの距離とのこと、帰りのバスが11時17分で登りはじめが10時43分頃で、やや不安ではありましたが大丈夫だろうと登りました。

談山神社本堂廊下

談山神社本堂廊下

見晴らしが良いのかと思っていましたが、周りは木に囲まれ説明書きと石碑が建っているのみでした。もう少し離れた所にある鎌足公の墓所の御破裂山は大和盆地が見渡せて良い眺めだそうです。しかし時間がないので、そちらのほうには行きませんでした。

談山

談山

降りてきてバス停に向かったのですが、私が道を間違えて反対のほうに行ってしまいました。お土産屋の人にバス乗り場を聴くと反対だと教えてもらい、途中までバス乗り場に向かいましたが、二人で相談し次のバスに乗ることにして、その店で昼食を摂っていくことにしました。

ここで次のバスの時刻を聴いておけば、走ってでも予定していたバスに乗ったのですが、まあ1時間に1本あるからと思って、聴かなかったのが予定外の始まりでした。

食べ終わり、次のバスの時間を聴くと、13時17分までないとのこと、食事を終えたのが11時30分頃で2時間近くありました。談山神社の近くには他の観光する場所もなく、売店の人のすすめで桜井駅まで歩いて行くことにしました。途中、バスが追いついたらそこで乗ればよいかと考えて歩きはじめました。

談山神社から桜井駅まではほぼ1本道で下っていきます。そのため、さほどしんどさは覚えず、途中にある史跡に寄ったり、木イチゴをつまみ食いしながら歩いて聖林寺に到着しました。ここでバスが来るまで30分ぐらいあったので、聖林寺に寄っていきました。こぢんまりとしたお寺でしたが、十一面観音菩薩や大きなお地蔵様の石仏があり、また高台にあるため本堂からの眺めはすばらしく、さわやかな風が吹き、体だけでなく心も軽くなるような感じでした。

聖林寺からの眺め

聖林寺からの眺め

ここで最終目的地の安部文殊院までの距離を調べると、2キロほどだったので、もうここまで来たら歩こうとなって、歩いて行きました。

安部文殊院では、本堂と金閣浮御堂霊宝館両方拝観する共通券を購入し、まず本堂で抹茶と落雁をいただき、その後ご本尊の説明をしていただき拝観しました。

浮御堂では、お守りをいただき七難の行を行いました。七難の行とは、浮御堂を○○しないと念じながら七回左回りに回るというものです。1回回ったら札を正面の箱に入れて回ります。最後に甘いものを食べたくなり、カボチャあんの入った亀パンのセットをいただき、桜井駅に向かいました。

帰りに友人は、家に寄ってくれて、夜9時まで楽しく歓談しました。

本当に久しぶりに歩きました。楽しかったです。

ただ今日は足が筋肉痛です。

伊勢までの道も途中までしかいってませんし、また鍛えないといけないですね。