ゆっくり味わう
6月 19
「幸せを感じる時」の記事にも書きましたが、食事をゆっくり味わっているとき幸せを感じることができます。
たくさん頬張って食べるのではなく、一口ずつ口に入れて、ゆっくり味や感触を舌や歯、口の粘膜で感じながら食べていくと幸せを感じます。
豪華な食事ではなく、普段食べているご飯やおかずで十分に味わうことができます。
ゆっくり食べていると、たくさん食べなくても十分な満足感が得られます。
気をつけたいのは、うまみ調味料が使われていると、うまみ調味料の味が舌の表面を覆ってしまい、素材の味が分かりにくくなります。
こういった調味料は、よく味わうことなく食べるときには濃厚に味を感じるのでおいしいと感じるのだと思いますが、ゆっくり味わうのには邪魔であり、また幸せな感覚も味わえません。
でも今の社会は、ゆっくり味わうことができる時間を持てることが幸せなことかもしれません。
「忙しい」という漢字は、心を亡くすと書きます。
生産性向上のため、スピードや合理化を追求する社会では、忙しさのため幸せを感じる余裕はないかもしれません。
幸せな社会を作るのは難しいことではないと思います。
それぞれが意識を変えるだけでできます。
ただ今の経済観念が中心となった社会では実現は難しいと思います。
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